- WiMAXをお得に乗り換える方法がわかる
- WiMAX乗り換え時の注意点がわかる
- WiMAXのおすすめ乗り換え先がわかる
WiMAXを少しでも安く利用したくて乗り換えを検討している方もいるでしょう。
プロバイダによって月額料金が異なるため、乗り換えでお得になる場合があります。
また、各プロバイダのキャンペーンを適用すれば、さらにお得にWiMAXを利用できます。
ただし、契約状況によって月額料金が高くなるケースもあるので、乗り換え前にサービスの比較が必要です。
本記事では、WiMAXをお得に乗り換える方法や注意点を解説します。
おすすめのプロバイダも紹介するので、自分に合ったサービスを選びましょう。
WiMAXの乗り換えは本当に安くなるのか?料金が下がる仕組みと最適な時期を解説
WiMAXを長期間契約している場合、ほかのWiMAXプロバイダに乗り換えることで安くなるケースがあります。
ここでは、WiMAXプロバイダの乗り換えによって料金が安くなる仕組みと、乗り換えに最適なタイミングを詳しく解説していきます。
【結論】契約期間が長いほど、乗り換えでコスト削減できる可能性が高い
長期間同じWiMAXプロバイダを契約していて、すでに月額料金の割引期間が終わっている場合、他社のWiMAXプロバイダに乗り換えることで現在よりも料金を安くできる可能性があります。
これは、プロバイダを乗り換えることで契約期間がリセットされて1カ月目になり、乗り換え先の月額料金割引などのキャンペーンが適用されるためです。
ここでは、BIGLOBE WiMAXを例に料金の変化を見てみましょう。
BIGLOBE WiMAXの月額料金(例)
契約月数 | 月額料金(税込) |
---|---|
初月 | 0円 |
1~24ヵ月目(割引料金) | 3,278円 |
25ヵ月目以降(通常料金) | 4,928円 |
上記のように、BIGLOBE WiMAXの場合は1~24ヵ月目までは割引が適用されているため月額3,278円(税込)で利用できます。
しかし、25ヶ月目以降は通常料金の月額4,928円(税込)になるため、一気に1,650円(税込)も月々の料金が上がります。
このように、「契約が長くなるほど割引が終わり、料金が上がる」プロバイダは多く存在します。
だからこそ、割引が切れるタイミングで他社に乗り換えることで、再びお得な料金で利用できるのです。
では、どのタイミングで乗り換えればいいのかを次項で解説していきます。
乗り換えを検討すべきタイミング
多くのWiMAXプロバイダは2~3年の契約期間の縛りがあり、契約期間内に解約や乗り換えをすると違約金が発生します。
また、端末代実質無料キャンペーンは24回もしくは36回払いが条件になっている場合が多いため、分割払いの途中で解約すると残債を一括で支払わなければなりません。
そのため、契約更新月もしくは端末代の支払いが終わるタイミングでプロバイダを乗り換えるのがおすすめです。
契約期間の縛りがないプランを契約して端末を一括購入した方は、割引期間の終了などで料金が高くなったタイミングで解約しましょう。
WiMAXをお得に乗り換えるためのチェックポイント
WiMAXプロバイダをお得に乗り換える際は、下記の3つをチェックしておきましょう。
解約時の費用や残りの端末代を把握しておく
WiMAXプロバイダを乗り換える際は、違約金が発生するかどうかを確認しましょう。
契約期間があるプランを利用している場合、契約更新月以外に解約すると違約金が発生するので要注意です。
ただし、違約金が発生したとしても乗り換えたほうが安くなる場合もあるので、違約金も含めて乗り換え後にどれくらい安くなるか確認することも大切です。
また、端末代実質無料キャンペーンで端末代を分割払いしている場合、途中で解約すると残りの端末代を一括で支払わなければなりません。
残りの端末代を支払っても、乗り換えたほうが安いかどうかも含めて検討しましょう。
乗り換えキャンペーンを上手に活用する
WiMAXプロバイダを乗り換える際は、乗り換えキャンペーンを上手く活用しましょう。
乗り換えキャンペーンでは、乗り換え先のプロバイダが違約金を負担してくれるケースが多いです。
たとえば、GMOとくとくBB WiMAXの場合、解約によって発生する違約金や端末代の残債などを最大20,000円までキャッシュバックしてくれる他社違約金補填キャンペーンを実施しています。
このような乗り換えキャンペーンを活用することで、乗り換え時の負担を抑えることが可能です。
スマホとのセット割引で月額料金を抑える
WiMAXプロバイダを乗り換える際は、auもしくはUQモバイルのスマホセット割引が適用されるプロバイダを選ぶのがおすすめです。
多くのWiMAXプロバイダではau・UQモバイルのスマホセット割引が適用されますが、なかには適用されないプロバイダもあるので注意してください。
スマホセット割引は、スマホの利用料金が毎月最大1,100円割引になるお得なキャンペーンです。
WiMAXの料金が安くなるわけではありませんが、スマホの利用料金が安くなることで全体の通信費を抑えることが可能です。
【必見】WiMAXに乗り換える際の注意点

WiMAXには割引や違約金負担など、お得に乗り換えられるキャンペーンが用意されています。
ただし、乗り換えれば必ず得をするわけではないため注意してください。
ここでは、WiMAXに乗り換える際の注意点を紹介します。
①月額料金が必ず安くなるわけではない
現在の回線からWiMAXに乗り換えても、月額料金が必ずしも安くなるわけではありません。
とくに、WiMAX同士の乗り換えでは、選ぶプロバイダによって月額料金が高くなる可能性があります。
UQ WiMAXとカシモWiMAXを3年利用する場合で比較すると、UQ WiMAXの実質月額料金は4,963円(税込)です。
対して、カシモWiMAXの実質月額料金は4,815円(税込)であり、UQ WiMAXのほうが高くなります。
乗り換えで月額料金が安くなるかをしっかり比較してください。
②端末の残債や違約金が発生するかどうかを確認する
プロバイダを解約する前に、端末の残債や違約金が発生するかを確認しましょう。
WiMAXの端末を分割払いにしていると、解約した際に残債の支払いが必要です。
また、乗り換えタイミングによっては違約金も発生します。
端末の残債が残った状態や更新月以外で解約する場合は、乗り換え先のキャンペーンで費用を相殺できないか確認してみてください。
ただし、更新月が近いなら無理に乗り換えるよりも、更新月を待つほうがお得になる可能性があります。
③インターネットを使えない期間ができないようにする
WiMAXのプロバイダに申し込んで端末が届くまでには、最短2~3日がかかります。
端末が届く前に今の回線を解約すると、インターネットを使えない期間ができる可能性があるため注意してください。
現在の回線を解約する前に、解約申請後はいつまで利用できるかを確認することが大切です。
また、WiMAXのプロバイダでは日曜・祝日の端末配送を行っていない場合があるので、余裕を持って申し込みましょう。
【違約金負担あり】WiMAXのおすすめ乗り換え先3選
WiMAXではさまざまなプロバイダがサービスを提供しており、選択肢が豊富です。
どのプロバイダを選ぶべきかは違約金や残債の有無、キャンペーン内容で異なります。
乗り換え先を選ぶ際は月額料金だけでなく、キャンペーンでお得になるかにも注目しましょう。
また、月額料金は初期費用や端末代も含めた実質月額料金で比較することが大切です。
ここでは、WiMAXの乗り換え先におすすめのプロバイダを3社紹介します。
サービス名 | 実質月額料金(税込) | 事務手数料(税込) | 端末代金(税込) | 乗り換えキャンペーン |
---|---|---|---|---|
GMOとくとくBB 公式サイト | 3,842円 | 3,300円 | 実質0円 (770円×36ヶ月割引) | 全員対象34,600円キャッシュバック 他社解約違約金相当最大40,000円キャッシュバック オプション同時申込みで2,000円キャッシュバック 端末代27,720円が実質0円 解約違約金0円 |
Broad WiMAX 公式サイト | 4,768円 | 3,300円 | 35,640円 | Web申し込みで初期費用(20,743円)が無料 学割・引っ越しキャンペーン適用で最大3,300円割引 端末代35,640円が実質0円 違約金上限19,000円負担 |
カシモWiMAX 公式サイト | 4,815円 | 3,300円 | 実質0円 (770円×36ヶ月割引) | 端末代27,720円が実質0円 LINEからの登録で初期費用無料 |
GMOとくとくBB WiMAX
GMOとくとくBB WiMAXは、インターネット大手のGMOインターネットグループ株式会社が提供するサービスです。
初月料金1,375円(税込)から始められ、1ヶ月目以降はいつまで使っても月額4,807円(税込)です。
乗り換えキャンペーンで34,600円のキャッシュバックと最大40,000円の違約金負担を受けられるのが魅力です。
また、36回の分割払いを選択すれば、27,720円(税込)の端末代金が実質0円になります。
違約金を理由にWiMAXの乗り換えを悩んでいる方は、GMOとくとくBB WiMAXを検討してみましょう。
月額料金(税込) | 初月:1,375円 1ヶ月目以降:4,807円 |
---|---|
事務手数料(税込) | 3,300円 |
端末代金(税込) | 実質0円 (770円×36ヶ月割引) |
実質月額料金(税込) | 4,470円 |
キャンペーン | 全員対象34,600円キャッシュバック 他社解約違約金相当最大40,000円キャッシュバック オプション同時申込みで2,000円キャッシュバック 端末代27,720円が実質0円 解約違約金0円 |
Broad WiMAX
Broad WiMAXには2種類の容量無制限プランが用意されています。
2年契約プランは月額料金が安く設定されており、縛りなしプランは気軽に利用できるのが特徴です。
Broad WiMAXを利用するには初期費用20,743円(税込)がかかりますが、キャンペーンの適用で初期費用が無料になります。
また、乗り換えキャンペーンとして違約金最大19,000円負担も実施中です。
違約金負担で乗り換え費用を軽減したい方には、Broad WiMAXがおすすめです。
月額料金(税込) | 880円~4,785円 |
---|---|
事務手数料(税込) | 3,300円(税込) |
端末代金(税込) | 一括払い:35,640円 分割払い:880円×36回 |
実質月額料金(税込) | 4,768円 |
キャンペーン | Web申し込みで初期費用(20,743円)が無料 学割・引っ越しキャンペーン適用で最大3,300円割引 端末代35,640円が実質0円 違約金上限19,000円負担 |
カシモWiMAX
カシモWiMAXが提供する料金プランはデータ無制限プラン1種類のみです。
プラン選びで迷う心配がなく、初月は1,408円(税込)で利用できます。
1ヶ月目以降は4,818円(税込)で、いつまで利用しても月額料金は変わりません。
カシモWiMAXでは、端末代実質0円キャンペーンを実施しています。
キャンペーンの適用にオプション加入が必須ではないため、解約を忘れて月額料金が高くなる心配もありません。
縛りなしでシンプルなプランを利用したい方には、カシモWiMAXがおすすめです。
月額料金(税込) | 初月:1,408円 1ヶ月目以降:4,818円 |
---|---|
事務手数料(税込) | 3,300円 |
端末代金(税込) | 実質0円 (770円×36ヶ月割引) |
実質月額料金(税込) | 4,815円 |
キャンペーン | 端末代27,720円が実質0円 LINEからの登録で事務手数料無料 |
SIMのみ乗り換えにおすすめのWiMAXプロバイダ
WiMAXにはSIMのみ乗り換えに対応したプロバイダもあります。
SIMのみ乗り換えとはWiMAXの端末は購入せず、SIMカードの契約だけ申し込むことです。
端末代がかからないので、乗り換え費用を安く抑えられます。
一括や分割で端末の支払いが完了していて、端末をそのまま使い続けたい方におすすめです。
ここでは、SIMのみ乗り換えにおすすめのWiMAXプロパイダについて、2つのサービスを紹介します。
サービス名 | 実質月額料金(税込) | 事務手数料(税込) | 端末代金(税込) | キャンペーン |
---|---|---|---|---|
BIGLOBE WiMAX +5G 公式サイト | 4,188円 | 3,300円 | 実質0円 (770円×36ヶ月割引) | 24か月目まで毎月1,650円割引 全員対象11,500円 キャッシュバック |
UQ WiMAX![]() 公式サイト | 4,941円 | 3,300円 | 6,732円 (21,780円割引キャンペーン) | 端末代21,780円割引 初月から13ヶ月目まで毎月682円割引 |
※実質月額料金は、端末代の分割支払いが終わる36ヶ月分の月額料金+事務手数料+端末代からキャッシュバック・割引額を引き、1ヶ月当たりの料金を算出しています。
BIGLOBE WiMAX
BIGLOBE WiMAXは、ビッグローブ株式会社が提供するWi-Fiサービスです。
WiMAXプロバイダの中では珍しい口座振替払いに対応しており、口座振替払いでのみ端末代を一括で支払えます。
また、Broad WiMAXはSIMの乗り換えにも対応した数少ないプロバイダです。
初月は0円で利用でき、1~24ヶ月目までは3,278円(税込)で使い続けられます。
SIMのみ乗り換えたい方は、BIGLOBE WiMAXを候補に入れておきましょう。
月額料金(税込) | プラン料金:4,928円 |
---|---|
事務手数料(税込) | 3,300円 |
端末代金(税込) | 実質0円 (770円×36ヶ月割引) |
実質月額料金(税込) | 4,188円 |
キャンペーン | 24か月目まで毎月1,650円割引 全員対象11,500円キャッシュバック |
UQ WiMAX
UQ WiMAXは、KDDIのグループ会社であるUQコミュニケーションズが提供するWi-Fiサービスです。
2種類のプランが用意されており、動画配信サービスのNetflixとセットになったプランもあります。
ギガ放題プラスSでは「WiMAX +5G割」の適用により、13ヶ月目まで月額682円の割引を受けられるのが特徴です。
キャンペーンは端末代最大21,780円割引を実施しています。
また、auやUQ mobileのユーザーであれば、WiMAXとセットでスマホ料金が安くなるのも魅力です。
月額料金(税込) | 1~13ヶ月目:4,268円 14ヶ月目以降:4,950円 |
---|---|
事務手数料(税込) | 3,300円 |
端末代金(税込) | 一括払い:27,720円 分割払い:770円×36回 |
実質月額料金(税込) | 4,941円 |
キャンペーン | 端末代21,780円割引 初月から13ヶ月目まで毎月682円割引 |
WiMAXに乗り換える手順を4ステップで紹介
WiMAXでは光回線や他社ポケット型Wi-Fiからの乗り換えだけでなく、他社プロバイダのWiMAX同士で乗り換えるケースもあります。
ただし、どのパターンでも乗り換え手順は基本的に同じです。
ここでは、WiMAXにスムーズに乗り換えるための手順を4ステップで紹介します。
①乗り換えたいWiMAXのプロバイダに申し込む
まずは乗り換えたいWiMAXのプロバイダを決めて、オンラインショップから申し込みましょう。
今使っている回線を先に解約すると、インターネットが使えない期間が生じる可能性があるので、「申込み→解約」の順番を守ってください。
また、違約金や端末代金の残債を発生させないために、乗り換え時期は更新月や端末代の支払いが完了したタイミングがおすすめです。
キャンペーンを利用して違約金や残債を相殺するなら、好きなタイミングで乗り換えて問題ありません。
②乗り換えキャンペーンを利用する場合は申請する
WiMAXの乗り換えでキャンペーンを利用する場合は、プロバイダの申し込み後すぐに申請しましょう。
各プロバイダでよく実施されているキャンペーンは以下の4種類です。
- キャッシュバック
- 違約金負担
- 料金割引
- 端末代割引
キャッシュバックや違約金負担を適用するには、事前の申請が必要です。
また、キャンペーンの適用にはオプション加入が条件になっている場合もあるので、各プロバイダの公式サイトで確認してください。
③端末を受け取ったら設定を行う
WiMAXの端末を受け取ったら、初期設定と接続設定を行います。
プロバイダへの契約申込みから端末が届くまでは最短2~3日です。
ただし、申し込んだ時期によっては発送までにさらに時間がかかる場合もあります。
WiMAXの端末にSIMを挿入したら、電源を入れるだけで初期設定は完了です。
スマホやPCで端末のSSIDを探し、パスワードを入力するとWi-Fiに接続できます。
④利用していた回線を解約する
WiMAXの端末をスマホやPCと接続したら、今まで利用していた回線を解約します。
回線の解約は公式サイトのマイページや電話にて受け付けています。回線によって解約方法が異なるので、あらかじめ確認しておきましょう。
また、解約を申請できる期間が決まっている場合は、翌月に延びて余計な費用が発生しないよう注意してください。
WiMAXの乗り換えについてよくある質問
WiMAXの乗り換えについてよくある質問を紹介します。
疑問を解消してから乗り換え手続きを始めましょう。
キャンペーンを利用してWiMAXにお得に乗り換えよう
本記事では、WiMAXをお得に乗り換える方法や乗り換え時の注意点について紹介しました。
WiMAXはプロバイダを乗り換えることで、月額料金を安くできる場合があります。
今の月額料金が高いと感じているなら、プロバイダの乗り換えを検討してみてください。
WiMAXを乗り換えるなら、更新月や割引がなくなるタイミング、端末の分割払いが完了したタイミングがおすすめです。
また、キャンペーンを利用すれば、違約金や端末代の残債が発生しても相殺できる可能性があります。
ただし、キャンペーンの適用には条件があるので、事前に確認することが大切です。
キャンペーンを含めた実質月額料金を比較して、自分にとってお得なWiMAXに乗り換えましょう。
本記事を参考に、利用しやすいサービスを選んでください。